オペアとオペアプログラム

  • オペア交換プログラムは、1986年に教育と文化交流を目的として設立されました。オペアはフランス語で「同等」という意味です。アメリカ合衆国国務省の文化交流プログラムの1つであり、世界中から何千人もこのプログラムに参加しています。オペアプログラムは、国務省認定の育児コンポーネントを含む教育及び文化交流プログラムです。オーペアは、1年間アメリカに滞在し、ホストファミリーのために、1日10時間(を超えない範囲)、または1週間45時間(を超えない範囲)の育児を提供しながら、教育単位を取得できます。アメリカのホストファミリーや地域社会と、自分の言語、文化、習慣を分かち合う機会を持つことは、国同士の相互理解を深めることにつながります。アメリカ合衆国国務省(U.S. Department of State)は、オーペアプログラムを公式に監督・運営しています。

  • オペア:ホストファミリーにチャイルドケアを提供しながら、教育の機会を得る。

    ホストファミリー:オーペアを受け入れ、チャイルドケアを受けながら、オーペアにベネフィットを与える。

    スポンサー・Expert AuPair:連邦規則集22 CFR § 62および62.31条に基づき、国務省に指定された組織。国務省のガイドラインに基づいて、プログラムを運営。

    Amaru NY:スポンサー企業の国際代表として、日本からのオーペア候補の英語面接、リファレンスチェック、書類作成サポート、出発までのオーペアのサポート。

    Expert Aupairローカルコーディネーター:渡米後のオペアとホストファミリーの調整役。オペア、ホストファミリーへのオリエンテーション等を提供。両者と個別に月1で面談。

    アメリカ国務省:スポンサー組織を監督し、オーペアプログラムを規定する規則の遵守を確保。

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ステップ1 

申し込み前の質問

  • 無料相談では、相談者様がオペア候補に該当するかを確認させて頂きます。該当されている場合、オーペアプログラムについて説明させて頂き、今後どのような準備が必要になるかをご案内させて頂いております。無料相談の後、プログラムに参加を希望するか否かをよく考えて頂き、希望される場合は次のステップに進んで頂きます。

  • 英語での自己紹介、オーペアプログラム志望動機、渡米後何を期待するか、オーペアプログラムについて理解しているかを確認する質問などを伺います。面接はすべて英語で行われます。尚、申込書、辞書、スマートフォンやパソコンなどの資料を使って答えることはできません。評価基準は、ホストファミリーとの日常生活におけるコミュニケーションが、スムーズに行えるレベルであること。オーペアとして、ホストファミリーに英語で説明しなければならない機会が多々あります。また、出発前のトレーニングは全て英語で行われます。トレーニングでは、オペアが渡米後に困らないよう、保険、税金、ビザ、基本的なアメリカの法律、オペアの心構えなどを全て英語で学びます。わからないところはAmaru NYがサポートしますので、心配しなくて大丈夫です。語学力だけでなく、相手の意見を尊重しながら、自分の意見もしっかりと伝えられるアサーティブなコミュニケーションができるのが理想です。また、お子さんに対しての声がけもポジティブな言い回しで言えれば尚良いでしょう。今すぐできなくても、出発前に一緒に準備していきましょう。

  • 下記の5段階の評価で、レベル3以上が合格です。

    レベル1
    質問が理解できない。文法と語彙が著しく限られており、練習した表現に大きく依存している。発音が困難で、頻繁な間やためらいが伴う。

    レベル2
    同じ質問を複数回繰り返すと、基本的な内容が理解できるが語彙が限られる。て文法や発音の誤りが多く、表現力が弱い。

    レベル3
    ほとんどの質問を理解し、1~2回程度の繰り返しや言い換えで対応可能。ある程度の描写はできるが、自分自身や自分の考えを完全には表現できない。概ね一貫した答えを述べられる。文法や発音に不正確な部分があるが、聞き手の努力を要する場面はあっても、伝達には支障がない。

    レベル4
    すべての質問を理解し、ためらうことなく、詳細かつ一貫した回答ができる。文法構造や発音を非常に上手に使いこなし、基本文・複雑な文の両方を正確に使える。語彙が豊富で正確。滑らかで流れるようなスピーチが可能。

    レベル5
    ネイティブスピーカー。

    英語面接に不合格でも、再度挑戦して頂けます。合格してからも渡米まで引き続き勉強して頂き、現地で困らないように準備しましょう。

ステップ2         英語面接合格後の質問

  • 下記の書類をご準備頂きます。スポンサー会社に受理されるまでしっかりとサポート致します。

    Application formー米国のスポンサー会社への申込書

    Physician’s form ー申込者の心身の状態が、オーペアプログラムに参加するために適しているかを確認する書類。医師による作成が必要。※有効期限6ヶ月

    ホストファミリーへの自己紹介レター、写真、動画

    Personal/ Employer Reference formーリファレンス確認の可能な個人、雇用主からの推薦状

    Personality Testーハートマンテスト

    無犯罪証明書※有効期限6ヶ月(犯罪証明書の取得方法は次の質問をご参照ください)

    Under 2 Verification form-2歳児以下の育児経験時間を証明する書類(2歳未満の子どもに200時間以上の保育経験がある応募者は「インファント資格あり」と見なされます。育児経験日数と2歳未満の子どもの年齢を記入する必要があります。尚、親族はこの書類を作成できません。

    パスポートのコピー

    運転免許証のコピー

    最終学歴の卒業証書のコピー など

  • ご自身が現在住まわれている(住民登録がある)都道府県の警察署にて申請して下さい。行く前に、一度予約が必要かなどを、直接電話で問い合わせてみて下さい。当日は通常、指紋の採取などがあり、2週間後に受取りに行くのが一般できな流れです。

  • Amaru NYはリファレンス先に記載内容が正しいかどうかを確認する義務がありますので、必ずリファレンス確認の取れる書類をご用意下さい。確認内容は、記載内容の正当性、記載に気になる部分がある場合、その詳細の確認、候補者が、オーペアに適しているかどうかのご意見を伺います。

渡米前準備

  • 出発前までに必ずオンライントレーニングを完了(オンライントレーニングの内容は次の質問をご参照ください。)

    ビザの取得(ビザ関連をご参照ください)

    必要な医師の診察(歯科医や婦人科医も含む)を受けておく。(アメリカ滞在中は、歯科、視力、既存の病歴、予防医療は保険でカバーされません。また、現在避妊薬を使用しているオーペアは、アメリカ滞在中は避妊薬が保険でカバーされないことをご理解下さい。)

    継続的な英語の勉強

    荷物のパッキング

    航空券の確認

    ご家族が心配しないように、プログラムについてや、コンタクト情報などを共有

    現地到着時に必要な分の通貨の両替

    ホストファミリーの住んでいるエリアの気候等について知っておく

    電気・ガス・水道・サブスクリプション等の解約手続き

    渡米中でも必要な支払が滞りなく行われるように、自動引落又は支払い代行を家族等に依頼。

    渡米により、日本不在時の日本の役所関係の手続き(国外転出届、住民税、所得税、国民健康保険、国民年金、固定資産をお持ちの方は固定資産税に関する手続き)

  • 渡米前に完了すべきオンライントレーニングは3つあります。おおまかな内容は下の通りです。

    1)Care Courses(ケアコース)

    2)Red Cross Training(アメリカ赤十字社のトレーニング) 

    First Aid(応急手当)、CPR(心肺蘇生法)およびWater Safety(水の安全)コース

    3)Arrival Packet Assignment(到着パケットの課題)

    保険、ビザ、ソーシャルセキュリティー番号、(運転する予定の場合は)運転免許、税金、アメリカで安全に生活するために知っておくべき基本的な法律、オペアの心構えなどをまとめたビデオを視聴し、オンラインで質問に答え、送信する。(選択肢の中から答えを選ぶ形式)

    トレーニング完了には、少なくとも数週間かかると見積もり、余裕を見て出発までに必ず完了して下さい。

    又、英語の勉強は継続的に続けて下さい。Amaru NYもオペアプログラム参加に際し困らないようにしっかり事前準備をお手伝いしますので、わからないことは積極的に聞いて下さい。一緒に頑張りましょう。

  • 最低でも20万円をおすすめします。オーペアプログラムの利点として、生活費はほとんどかかりませんが、インフレで物価が上がっています。休暇中に旅行に行ったり、日本食を食べたくなった時に購入したり、せっかくだから、お買い物を楽しみたい!などもあるでしょうから、個人の必要に合わせた貯金を準備しておくと良いでしょう。リマッチの際に次のホストファミリーが決まらずに帰国になってしまう場合は、自費で帰りの航空券を手配する必要がありますので、その費用を事前に目安として調べ、必ず確保しておいて下さい。又、リマッチ期間、2週間を過ぎ、ホストファミリーの家に滞在できなくなってしまった後のリマッチの待ち時間は、自費でホテルを手配しなければならないので、その金額も必ず考慮に入れて下さい。

アメリカでの生活について

  • 渡米期間の医療保険はスポンサー会社のExpert AuPairのコンプライアンスチームからビザ発行後にメールで直接送られます。注意点として、歯科保険は含まれていないこと、避妊薬などの予防医療には保険適用にならないこと、持病の治療は保険適用にならないことなど注意点があります。渡米前に歯の治療は必ず終わらせておく、ピルを使用している場合はかかりつけ医に相談し、多めにもらっておく、持病の対応についても事前に相談しておく、など必ず対策してください。プロクラム終了後にも30日間アメリカに滞在できますが、この期間は追加料金($90)を支払えばカバーされます。もしプログラム終了後、30日間滞在するのであれば、ご自身のために必ず追加料金を支払って保険に加入しておいて下さい。尚、何らかの理由でプログラムを終了しなければならない場合はそのタイミングで保険が終了します。渡米中の保険の詳細の確認は保険会社と直接やりとりしていただくことになりますので基本的な医療に関する単語も学習しておくことをお勧めします。

  • オペアプログラムの楽しみの1つが有給休暇かと思います。休暇の過ごし方は色々ありますが、国内旅行、語学のスキルアップのため集中講座を受ける、ボランティア活動、お友達と過ごすなどです。尚、国内旅行は問題ありませんが、海外旅行に行く場合は必ずホストファミリーやローカルコーディネーターに問題がないかを確認して下さい。ビザの関係で、タイミングによってはお勧めできないことがあるからです。

  • オペアとして渡米される皆様には、まずは安全にオペアプログラムを終えて、無事に帰ってきて欲しいと心から願っています。その為に、出発前のトレーニングが用意されています。トレーニングは英語になりますので、AmaruNYがわからないところをサポート致します。(トレーニングの内容については上の質問トレーニングの内容は?”をご参照ください。皆さんがアメリカで安全に、そして楽しく過ごすために色々とお伝えします。

ステップ3

ビザ申請関連

  • オーペアプログラム参加は、J-1ビザを取得する必要があります。J-1ビザ(Exchange Visitors Visa)は、アメリカ国務省が認めた、国際交流プログラムの参加者を対象にしたビザです。ホストファミリー確定後、ビザ取得準備を開始します。DS160((オンラインビザ申請フォーム)を作成頂き、アメリカ大使館で面接を予約します。ビザ申請に必要な書類(DS2019やI-901 SEVIS Payment Confirmation)はスポンサー会社から送られてきます。ビザ面接のインタビュー対策も別途説明致しますのでご安心下さい。

  • 日本国内の、在日アメリカ大使館及び領事館で申請が可能ですが、事情により非移民ビザの手続きをしていないという場合もありますので、最寄りの在日アメリカ大使館及び領事館に確認して下さい。

  • 面接を行う場所によっては、面接予約7日前までにビザ申請に必要な書類を事前送付しなければいけない場合があるので注意して下さい。又、事情により面接の場所を変更する場合は、DS160を作り直しが必要になります。ビザ面接でどのようなことについて聞かれるかや、受け答えの注意点についての詳細は、資料をお渡しし、面接の前に一緒に対策します。

  • オペアプログラムのビザは、J1ビザです。J1ビザはアメリカ合衆国のExchange Visitor Program(交流訪問者プログラム)のための非移民ビザです。このビザは文化交流や専門的なスキルの習得を目的として一時的にアメリカに滞在する人のために発行されます。J1ビザは教育、科学、芸術の分野における人材、知識、技術の交流を促進し、参加者がアメリカの社会や文化を体験し、その知識を母国へ持ち帰るという目的を持っています。またビジネス経験を通してキャリアアップを図るためのプログラムとしても活用されています。J1ビザはHビザ(就労ビザ)と比較すると、申請条件や申請費用、ビザ取得までの準備期間が比較的緩く、安く、早く手続きできるというメリットがあります。下記にその他のJ1ビザのプログラムを挙げます。

    オペア(アメリカの家庭で子どもをお世話しながら文化交流するプログラム)

    Camp Counselor

    キャンプカウンセラー(サマーキャンプなどで子どもたちの指導・活動補助をするプログラム)

    College and University Student

    大学生・短大生(アメリカの大学・短大に通う交換留学生向け)

    Government Visitor

    政府関係訪問者(政府関係者が文化・教育・技術分野で交流するためのプログラム)

    Intern

    インターン(大学生や新卒者向けの企業研修プログラム)

    International Visitor

    国際交流訪問者(リーダーや専門家がアメリカのカウンターパートと交流するための短期プログラム)

    Physician

    医師(アメリカで医療研修を受ける外国人医師向け)

    Professor

    教授(アメリカの教育機関で教育・講義を行うためのプログラム)

    Research Scholar

    研究者(研究や学術交流を目的としたプログラム)

    Secondary School Student

    高校生(アメリカの高校に通う交換留学生向け)

    Short-Term Scholar

    短期学者(短期間の講義・研究などを行うためのプログラム)

    Specialist

    専門家(特定分野の専門家がアメリカでスキルや知識を共有するためのプログラム)

    STEM Initiatives

    STEMイニシアチブ(科学・技術・工学・数学分野の教育・研究を支援するプログラム)

    Summer Work Travel

    サマー・ワーク・トラベル(大学生が夏季休暇中にアメリカで働きながら旅行できるプログラム)

    Teacher

    教師(アメリカの学校で外国人教師が教えるためのプログラム)

    Trainee

    研修生(職業経験者がアメリカで実務研修を受けるためのプログラム)

ホストファミリーについて

  • ホストファミリーがオーペアに何を求めているかは、各ファミリーの事情により異なります。だからこそ、スポンサー会社が”マッチ”を行います。面接では、お互いのライフスタイルについての話し合いがおこなわれます。面接回数も、ホストファミリーによるのではっきりとは申し上げられませんが、通常は一度ではなく、数回に渡り面接が行われます。AmaruNYは残念ながら面接に同席することができませんが、面接で困らないようにしっかり対策します。例として、一般的にホストファミリーがオーペアを探すときに考慮する点を挙げますので、参考にして下さい。

    保育経験

    英語でコミュニケーションが問題なく図れるか

    家族の一員として受け入れられそうか(家族構成や環境にオーペアが合っているか、またペットがいても大丈夫かなど)

    責任を持って子供の世話をする意思及び能力があるか

    ライフスタイルが合いそうか

    子供との相性はどうか

  • はっきりとお答えすることができず申し訳ないのですが、人により様々です。ホストファミリーの要望と、オーペア側の要望をマッチングスペシャリストチームがすり合わせた上で面接セットし、双方の合意を持ってマッチとなります。

    面接回数も、ホストファミリーによるのではっきりとは申し上げられませんが、通常は一度ではなく、数回に渡り面接が行われます。2回から4回に渡る長い面接を受けた方もいらっしゃいますし、それ以上の回数の面接があった方もいらっしゃいます。

    保育経験の豊富なプロファイルを持った方は早く決まることが多い傾向にあります。

  • ホストファミリーが求めているオーペアは各家庭により様々ですので、完全な対策をすることは不可能ですが、面談前にどのように対策したら良いかを個別にご説明しますのでご安心下さい。下記に参考までに想定される質問を挙げておきます。

    プログラム参加動機、育児経験、お世話することいなる子供の年齢について不安はないか、運転することに自信があるか、渡米可能なタイミングなど。

  • ホストファミリーは全米にいます。常に流動的なのでここではご参考までに2025年3月時点でホストファミリーがいる都市を列挙します。

    Arizona: Phoenix
    California: Los Angeles, Sacramento, San Diego, San Francisco, San Jose, Santa Rosa
    Colorado: Boulder, Colorado Springs, Denver

    District of Columbia: All

    Florida: Fort Walton Beach, Gainesville, Jacksonville, Lakeland, Miami, Orlando, Palm Beach, St Petersburg, Tallahassee, Tampa
    Georgia: Atlanta
    Hawaii: Kona
    Illinois: Chicago
    Kentucky: Louisville
    Louisiana: Baton Rouge, Lafayette

    Madison, Wisconsin.

    Maryland: Arlington, Baltimore, DC Suburbs
    Massachusetts: Boston
    Michigan: Detroit
    Minneapolis: Minneapolis, St Paul
    Mississippi: Jackson
    Missouri: St Louis
    Nevada: Las Vegas
    New Jersey: Northern New Jersey, Philadelphia Suburbs
    New York: New York City, Westchester County, Western Long Island
    North Carolina: Charlotte, Durham, Jacksonville, Raleigh
    Oregon: Portland
    Pennsylvania: Philadelphia, State College
    South Carolina: Charleston
    Tennessee: Johnson City, Memphis
    Texas: Austin, Dallas, Houston
    Virginia: DC Suburbs, Richmond, Virginia Beach
    Washington: Seattle
    Wisconsin: Milwaukee

  • ホストファミリーとの旅行や、お食事に仕事の一環として同伴することもあります。泊まりがけになることもあり、明確な仕事時間と自由時間の切り分けが難しいシチュエーションの場合もあるので、事前に話し合いをしましょう。

渡米後

  • 渡米後の相談は、基本的には、スポンサー会社のローカルコーディネイターが対応してくれます。ローカルコーディネーターは、オーペアとホストファミリーと継続的な連絡を取り、サポートします。コーディネーターは担当のオーペアおよびホストファミリーと少なくとも月に一度、個別の連絡を取合います。

  • リマッチとは、何らかの理由で、マッチを解消することを意味します。オーペア側からリマッチを希望する場合は、ホストファミリーに、2週間前に書面で通知する必要があります。ローカルコーディネーターがフォームを用意しており、それを記入してホストファミリーに渡します。通知には、ホストファミリーが与えた休暇日数や教育手当についても記載する必要があります。もしホストファミリーと相互にリマッチを決めた場合、ホストファミリーが2週間前通知を選択することができます。この場合、2週間前通知を提供する必要はありません。2週間の通知期間中、ホストファミリーはあなたの住居を提供する責任があります。新しいホストファミリーを探しながらも、通常通り働き、報酬を受け取ることが求められます。2週間の通知期間が終了した後、さらに2週間の間に新しいホストファミリーとのマッチングを行うことができます。これにより、合計で4週間のリマッチ期間が与えられます。この期間中は、あなた自身で宿泊先を手配する責任があります。アメリカに留まることも、帰国することも、自費で行うことになります。もし4週間の終了前にマッチングができなければ、プログラムは終了し、帰国のための航空券代を自費で支払う必要があります。ただし、30日間の猶予期間は引き続き使用できます。 6週間の終わりまでに、新しいホストファミリーでの配置を開始する必要があります。

  • オーペアは、認定教育機関で年間6単位、または相当分の授業を取得する義務があります。この義務を果たさなければ、プログラムを終了したとみなされないので注意が必要です。又、2年目の延長もできないなど支障がでてしまいます。オーペアプログラムで渡米する利点の一つが教育を受けられることでもありますので、前向きに計画を立てて頂き、必ず規定の単位を取得できるよう努めましょう。

  • 途中でホストファミリーが変更になってしまった場合、次のファミリーの場所によって、語学学校も変更になる場合があります。途中まで取っていたクラス(単位または時間)が無駄になってしまう場合もありますが、先生によっては次の学校にレターを書いてくれる場合もあるのでそのような事態が発生した場合は、直接学校に確認しましょう。

  • オペアプログラム参加者は、認定されたAccredited Post-Secondary School(高等教育機関)で6単位または相当分の単位の取得が義務付けられています。

    Accredited Post-Secondary Schoolとは、政府機関が認めた質の高い教育機関を指します。中等教育(高校など)後の教育機関で、その質やレベルが認定された学校のことです。大学、コミュニティカレッジなどがこれに該当します。

    学費も、US$500まではホストファミリーが負担してくれます。(それ以上の場合は、オペアの自費となります。)

  • 単位とは、1クレジット(credit)=週に1時間の授業を1学期間受けることを意味します。多くの大学では卒業に必要な単位数が124単位前後です。アメリカの大学の1クラスあたりの授業単位は3単位ですが、4単位のところもあります。

    1週間の授業時間は、1単位の科目は1時間、2単位は2時間、3単位は3時間です。1回1時間〜1時間半の授業が週に2, 3回ある科目もあれば、2, 3時間の授業が週1回の科目もあります。

    6単位又は“相当分”とされている理由は、単位にはならないけれども、72時間(6単位相当)のクラスを取れば、同様に義務を果たしたと認められる場合があるためです。このようなクラスをnon-credit courseと呼びます。6単位は、1単位約12時間=合計約72時間分と考えるとわかりやすいですが、何学期制か、により、この計算のようにすっきりとはいかないシステムのため、必ず確認しましょう。non-credit course(非単位コース)は、継続教育部門(continuing education department)を通じて提供される短期クラスです。これらのコースは、一般的な知識を得たい、新しいスキルを学びたい、既存のスキルを向上させたい、または個人的な興味を深めたい学生向けに用意されています。オペアのための特別なコースが用意されているところもあります。修了後、学生は大学に申請すれば、大学から修了証明書(certificate of completion)をもらうことができます。

  • プログラム終了日の45日前までに、必要な授業時間をすべて完了する必要があります。計画を立てずに、義務を終えられない場合は、帰りの航空券がもらえない(自費になる)、2年目の延長ができないなど、支障が出てしまいます。しっかりと計画しましょう。

帰国後

  • 帰国後に、オペアプログラムに参加した証明のレターが必要でしたら、スポンサー会社のExpert AuPairにレターをリクエストすることができます。又、ホストファミリーの合意があれば、ホストファミリーに推薦状を書いてもらうこともできるので、帰国の際に交渉してみることをお勧めします。

  • オペアプログラム参加者及び、同様の米国交換プログラム参加者はInternational Exchange Alumniのメンバーになることができます。

    この特別なオンラインコミュニティのメンバーになると、以下のような特典にアクセスできます:

    助成金申請のチャンス

    プロフェッショナルなスキルアップのためのリソース

    VIPとの限定ライブウェブチャット

    20,000以上のオンライン雑誌や新聞

    また、メンバーは以下のような活動も行えます:

    世界中の同窓生とネットワークを築く

    自分の分野の最新研究を見つける

    同窓会の立ち上げ計画を立てる、または既存の会に参加する

    参加をご希望の方は、以下のウェブサイトにアクセスしてください:https://alumni.state.gov/

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